関西(大阪)を拠点として活動する関西の交流会 キックオフ関西の公式サイトです。20年間で延べ20,000名以上の参加者を集め、20年間の交流会やセミナー、講演会の開催数1000回以上を超え、大阪に拠点を構えて活動する交流会です。キックオフ関西の交流会は「ビジネス書の著者さんや専門家」を講師にお迎えしてセミナーや講演で知識を学び、そのセミナー・講演会の参加者や講師の方と交流会を行い、ビジネスで同じ目的を持つ異業種な方や専門家と繋がりを作り、自分自身がステップアップして成長できる場を作る交流会です。

★参加者だけ集め、ひたすら名刺交換だけ行う異業種交流会スタイルの交流会からは撤退しており、現在は行っておりません。★

講師の「師」は「師」で有る事を忘れないで欲しい

キックオフ関西では講師を依頼する上において
参加者以上に「基本的なマナーや行動、立ち振る舞い」を重視します。その理由は・・・

講師の「し」と言う文字は「師」を使う事に意味があります。



「師」
1 学問・技芸を教授する人。師匠。先生。「師の教え」
2 僧・神父・牧師などを敬っていう語。
3 中国、周代の軍制で、5旅?(りょ)?すなわち2500人の称。転じて、軍隊。「征討の師を起こす」

「師」と言う文字は・・・
「講師」に限らす「教師」「牧師」「師範」「師匠」と言う肩書きにも用いられます。

つまり「師」と言う文字には
「人を教え導く人」「先生として尊敬する、手本とする」
「音楽や礼儀の専門家」と言う意味が込められています。

「「師」である以上、人を教える事や伝える事だけでなく、
 言動や行動、マナーや立ち振る舞いも含め、すべて生徒や受講生や弟子から
 人柄を見られているので、教える事だけでなく
 人間の行動としての模範にならなければならない」


この言葉、何年か前に某お寺の住職が講和でお話した一節です。

近年SNSの普及で、あちこちでセミナーが行われていますが
中には「それは如何なものかな?」と感じる人も増えています。
講師と言う名称を軽く思わないで欲しいと言うのが私の本音です。

数日前、fbにこのような書き込みがありました。

「講師養成講座、ほぼ毎回8名定員だったのですが、ある回で満員で締め切っていたのに、
 直前で完全に自己都合でキャンセル。主催者として、講師としてもやりきれなかったです。
 しかも、誠意あるお詫びも直接なくメールのみで」


この一文を読んで私は「この段階でその人は講師失格」だと思いました。

講師は誰でも憧れます。自分が研究したコンテンツを広めたいために
セミナーで披露したりする人も多いですが
でもコンテンツを話すだけでは本当の意味での「講師」とは言えません。
周りに「人の行動としての模範にならなければならない事」が出来て
初めて「講師」と呼べると思います。

キックオフ関西では新人や若手のセミナー企画「キックオフセミナー」を
昨年から企画していて、webで募集する前に口コミ等でかなり来ています。
その企画で企画する際に、講師のコンテンツや話し方以上に重要視する事、それは・・・

「ビジネスパーソンの行動としての模範にならなければならない」

つまり「提出の時間をきっちり守れる事」や「参加者の前で最低限の立ち振る舞いができる事」
など「ビジネス人としてのマナーや行動」がちゃんとできる事を重要視しています。
内容のある役に立つ話ができても、マナーや行動ができない人物であれば
その話は信憑性を欠く結果になってしまいます。

キックオフセミナーでは口コミだけで数多くの方から
「キックオフ関西で講師をやってみたい」と言う声を数多く受けました。
しかし全員が当会の講師として全員が登壇できたとは言えません。
話の途中で破談になった方も数多くいます。その多くは・・・

「セミナー内容を期限までに提出できなかった」とか「最低限の約束を守れなかった」など
ビジネス人としてのマナーができなかった事で破談にしてしまったのです。

講師の「師」は「教師」や「師範」「師匠」と同じ「師」を書く以上
「周りに行動や仕草もお手本となる存在でなければならない」と思います。
それだけ「講師」と言うポジションは重いと思うのです。

自分がコンテンツをまとめて話す事だけなら誰でもできますが、
周りから「講師」と呼ばれる以上、
普段の立ち振る舞いや言動やマナーも、最低限できて当たり前だと思います。

私が考える講師の3原則は
「話しのコンテンツ」「社会人としてのマナーや言動」「立ち振る舞い」
この3点が揃って、初めて「講師」と呼ばれると思います。
講師を依頼する際は、上記の3点を重視します。

「講師依頼を書いているのに、返答もない講師」も過去に何名も居ました。
「約束の時間になっても会場に現れなかった講師」も過去に居ました。
「ご登壇数日前に、いきなり講師料の値上げを要求した講師」も居ました。
「地方から当会に来たついでに、突発的に自身主催のセミナーを開催した講師」も居ました。

そういう「ビジネスパーソンとして最低限のマナーができない講師」は二度と依頼しません。

何度も言いますが・・・
「講師」は「人を教え、聴く側に導く人」であるべきだけでなく
「尊敬されるような手本であり、礼儀もできる人」なのが基本なのです。

キックオフ関西は、これからも
「ビジネスパーソンとして最低限の事ができる講師」に依頼して
セミナーや講演を企画できる事を心がけます。

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